医療法人社団日翔会 生野愛和病院
おむすび会通信

第3回おむすび会を開催しました

令和元年7月24日生野愛和透析クリニックにて、第3回おむすび会を開催しました。
今回は、株式会社宮源さんによる「非加熱ゲル化剤の嚥下(介護)食の実演説明会」を実施しました。

課題の多い嚥下(介護)食

食べることは人生の楽しみの一つと考えられていますが、従来の嚥下(介護)食は、課題が多く挙がっています。”ミキサー食”や”刻み食”では、べたつきなどの食感の悪さ、味の平坦さ、見た目の悪さなどがあり、”寒天やゼラチン”では、食味は良いが物性の安定が悪く簡便性の面からあまり普及していないと思われます。

そこで今回は、どんな食材にも使えて、おいしさを損なわないという「非加熱ゲル化剤の嚥下食」を実演していただき、実食しました。

実演「非加熱ゲル化剤の嚥下食作り」レシピをご紹介!

今回は調理済みの食材【某コンビニで購入した3つ(真空パックの調理のひじきの煮物・焼き鮭(皮無し)・冷凍食材の焼き鳥)】を使いました。

■用意するもの
・食材(調理済み)
・お湯(食材と同量)
・ゲル化剤
・ミキサー
・型(流しこめる器など)

■作り方
【1】食材にお湯を加え、ミキサーに約1分かけます。
【2】【1】にゲル化剤(規定量)を加え、ミキサーに1分強かけます。
【3】ミキサーにかけ終えるとすぐに型に流し込みます。荒熱がとれたら完成です。

■ワンポイントアドバイス
ゲル化剤を加え、ミキサーをかけるとペースト状であったものが固まりだすので、素早く型に流し込むのがコツです。

第三回おむすび会風景 ゲル化剤の嚥下食

実際に非加熱ゲル化剤の嚥下食を食べて

完成した嚥下食を食べてみると、しっかりとした味が残っており、食材そのものの味でした。お湯で割っているので、味が薄くなってないか、調味料を加えたくなるのではないかと思っていましたが、大間違いでした。
ミキサーにかけて固めているため、当たり前ですが食感は違います。しかし、味がしっかりしているため、食感の違いが逆に変な感覚になったくらいでした。しっかりと形を保っていますが、舌の力で潰せる程度の硬さなので、嚥下機能に不安がある方も飲み込みの際に引っかかることなくスムーズに飲み込める感じがしました。

実演会を終えて

今回実演された「非加熱ゲル化剤の嚥下(介護)食」は、驚きの連続でした。
ゲル化剤を使うだけで簡単に作れ、さらに調理済みの食材であれば、たった5分ほどで完成するので、手早く作れるのも良いですね。
嚥下困難な方には、ぜひ一度召し上がっていただきたいと思いました。

今回の軽食

今回の軽食

今回の軽食は、茄子の味噌炒めと、ツナのカレー風味のおむすびでした。

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